顔で笑ってこころで泣いて、世の中思うようにいきまへん。
『顔は、何でも知ってます』 顔』には、人それぞれの人生が表れてまっせ. 人生80年といいますけど、毎日毎日、自分の顔となんとなく付き合って00年。 見てください、聞いてください、自分の『顔』に! 「一期一会」。 人と人の出会いは、『顔』から始まります。 まず、愛しい自分の顔に感謝しまひょ。 それから、それぞれの人生の喜怒哀楽を顔に問いかけてみまひょかいな。 顔とは、どこ? *脊椎動物 ―― 魚類、哺乳類 *頭部の正面にある *額から下顎にいたる両耳の間 人の場合、首から上の部分を頭といい、胴体や手足と区別するそうな。 動物は、ちょっと違うのかなぁ。 その頭のうち、眉毛、目、鼻、口(唇)を入れ、頭髪の生えていない前向きの部分の額から下顎から両耳の間を“顔”というやて。 坊主は、どないなんのやろ? そんなもん、それぞれやがな。 顔というのは、動物としていうと、身体の先にあって、ものを食べる口を中心とした部分に、いくつかの感覚器官が備わったところをいうそうな。 でも、人では、顔は、人格を表す器官や。l 顔の筋肉の動きによって、“心”をあらわし、 その時の精神状態や次の行動などを他人に伝える“もの”が顔やって。 人のそれまで歩んできた人生や個性は、先ず顔の現れる。 顔は、人の歴史やねえ。 顔と環境 1.気候差 ―― 寒冷地 一重まぶた ・ 温暖地 ―― 二重まぶた 2.食物差 ―― 肉食(硬い)・歯が太く大きい ―― 顎が張る 草食(軟らかい)・歯が細く小さい ―― 顎が細い 3.地方差 ―― 南九州・二重まぶた 東北・一重まぶた 4.歴史的背景 ―― 戦争時 顎の骨格が発達・寅さん型 平和時 顎が発達しない・キムタク型 人類が誕生して4,50億年。 やっぱり、氏より、育ち(時代や環境含め)とつくづくおもいますなあ。 顔とこころ 人は、こころの動物といいます。 口でことばを語り、顔で心を語ります。 赤ちゃんは、自分を守る本能で人を引き付ける笑顔を浮かべる。 その赤ちゃんのつくる表情は、万国共通。 寝顔、泣き顔、怒り、驚き、笑顔など全て、眉、目、鼻、口は、左右対称になる。 そこには、生きるために、本能的で汚れのないこころがでてます。 しばらくして、ぐずたり、だだをこねたりするようになると、眉、目、鼻、口が、非左右対称の顔になる。 それは、赤ちゃんに知恵がついたっていうこと。 よろこばんと。 大人でも、「笑顔の人に友多し」や「笑顔に病なし」というように、これは、この世に生まれた人間遺伝子伝わる自己防御の機能やろなぁ。 顔は、こころの鏡 自分の顔は、人さまのためにあるんでっせ。 眉間にしわを寄せたり、うつむいた暗い顔をしてはると、ほんまに他人迷惑やで! いやな顔の人と会うと、こっちもいやな顔になってます。 しかし、顔は、こころがでるっていいますけど、違うことも大いにありますなあ。 いかつい顔をしたお人が、めっぽう優しかったり、うりざね顔のお人が、厳しく激しかったり。 顔の形と性格の誤解ようありますなあ。 目が大きいと賢く見られる。 鼻が高いと高慢に見える。 額が広いと英知のある人に見られる。 口が大きいと開放的に見られ。 口が小さいと内向的に見られる。 頬骨が高いと戦闘的にみられ。 鼻の下が長いと好色に見られる。 下顎が張っていると意志強固な人と過大評価されるか、頑固者として嫌がられる。 下顎が細いと意志が弱い人とか、軟弱者に見られる。 世の中見掛け倒しお人も多いさかいなぁ。ほんま。 顔とことば 人間一生、「顔」無がなかったら生きていけまへん! 顔を売る。 顔が売れる。 顔となる。 顔を利かす。 顔が利く。 顔が広い。 顔を貸す。 顔を立てる。 顔が立つ。 顔を繋ぐ。 顔を出す。 顔を出せ。 顔を汚す。 顔に泥を塗る。 顔を潰す。 顔に出る。 顔に出す。 顔に書いてある。 顔に紅葉を散らす。 顔を染める。 顔に紅射す。 漢字と顔 漢字からもいろいろな人のこころが見えまっせ。 4千年の歴史!漢字は、えらいもんです。 喜 ―― 笑 好 嬉 輝 驚 信 甘 歓 悦 誇 幸 恕 ―― 叱 罵 驕 憎 嘲 黙 睨 叱 威 背 哀 ―― 泣 騙 腐 疑 拗 悩 恥 悔 疲 苦 悲 叫 嘆 詫 恋 悪 驕 耐 楽 ―― 願 望 歌 遊 飲 旨 会 望 眠 中間 ―― 聞 怪 想 願 阿 酌 攻 狙 こころが浮かぶ漢字を眺めていると、楽しさや悲しみが多い。 喜びや楽しみは、本当に少ないよ。 人生と一緒どすなぁ。 「和顔他照」 こころから滲み出る温かい笑顔をいいます。 仏様やマリア様に見られる、慈悲の微笑。 こころを温める笑顔。 こんな笑顔で毎日みんなが過ごせたら、穏やかな世の中ですのになぁ。 しかし、人生一回、往復切符はありまへん。 笑顔百薬、人生楽しく、大いに笑って、健康になって、生きまひょかいな。 笑いと免疫力 こころが温まる楽しい話や気転の効いた頓知などが免疫力を高める笑いらしおす。 「笑う門には福来る」といいますけど、今、医学会では、がんの治療法に、「笑い療法」というのをみんなで研究したはるとのこと。 これは、笑うことが癌の進行を抑えることが徐々にわかってきたらしい。 癌にかかった人が漫才や喜劇などを見たりして、自分から積極的に生活に笑いを持ち込まはると、がん細胞が小さくなるらしおっせ。 ほんまに、「笑う門には福(健康)来る」どっせ。 「なるように、なる人生は」。 いやなことはほっといて、笑ってくらしまひょかいな。 片道切符 当たり前すけど、人生、後ろ向きに歩んではったら、ええことありまへんわなぁ。 人生行く道、二つに一つ。 あれもこれも人生ですけど、あなたはんなら、「ドッチ!」どす。 人生には、往復切符は、ありまへんで! A.「こそ、の人生」 不況や困難なことが人生に起こったとき。 こんな時こそ、これは自分の力を知るいいチャンスだと思い、前向きに考えて、笑って元気に自分自身を励まして、生きがいと張りをもって生きる道を選んいく。 この道を選ぶお人には、人も集まり、免疫力も高まり病気も逃げていくと思いますわなぁ。 B「たら、の人生」 .あれがなかったら、こんなことやったら、もうあかんわ、明日からどないしょ、と消極的になって、ものごとを悲観的にとらえて、後ろむきな生きる道を選ぶお人。 この道を選ぶお人は、友達らもみんな逃げて、ますます孤独になる。 こうなると免疫力も弱くなり、病も身に取り付くきますわなぁ。 一笑一若 皆さん、多笑多若。 作り笑いでも免疫力が高まるといいまっさかい。 ぜひ、毎日家の中に笑いが絶えないようにして、みんなで一緒に元気で、一つでもでも若くなりましょかいな。 きぃつけて、一怒一老に成らんようにしまひょ。
by hajimerakan
| 2005-05-11 10:13
| こころとは、何?
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