徒然なるままに

「我が顔を見る時」 版画家幻(まぼろし) 一(はじめ)

この世は、欲界と言うが、つらつら、日常を振り返ると、欲界にまみれ、後ろ指を差されそうなことばかり。大人の面構えを見習うべくも無く、面が大きくなり、面の皮が厚くなり、こころに仮面をかぶり、面で人を切る事態を起こし、面目を無くすことも多くなりがちだ。この世は、それを避けて通れないのが人生、と自問自答の日々。顔が歪み、複雑な皴が増え、その皴が深くなるばかりだ。
見たくない自分を見るほどいやなことは無いけれど、たまには、朝の洗顔の折に、鏡の前で、わが顔をじっと見つめ、「こころの仮面」を取るのも修行のひとつかもしれない。ただ、五十年前は、我もわらべの時が有ったはずなのに、その面影は、いずこへ、といった思いになる矢も知れないが、それも仕方が無い、我が顔だもの。自分へ合掌し、無事に今日あるのが有難い、父母が有難いと感謝。




「わらべの笑顔」 版画家幻(まぼろし) 一(はじめ)

 子供の頃、京都を南北に流れる加茂川の近くに家があり、大文字焼きの一つである船山の裾にあった、田圃の真ん中の小学校に通った。その頃、山、川、田圃、道路等など、どこでも、外は、みんなの遊び場だった。凧揚げ、駒まわし、缶蹴り、石蹴り、めんこ遊び、縄跳び、馬乗り、かくれんぼ、魚釣り等など。遊びに忙しく、勉強する暇がなっかた。家の中で遊ぶ子供は、あまりいなかった。
 初夏、加茂川に鮎の遡上が始まると、川原にある細竹を切って竿にし、素がけで稚鮎を釣り、誰もいない近くの友達の家で、稚鮎を天婦羅にして食べた。
 夏休みには、朝早くから友達と川に潜り、
手づかみの魚とりに夢中になった。夕刻には、大人の真似をして手ぬぐい下げて長風呂(川が長いから命名したのだと思う)に行った。朝から晩までずっとパンツとランニングで過ごした。身体は、真っ黒に輝いていた。
 秋には、おやつ代わりに、山葡萄や山いちごなどを食べに船山に登った。また、全校生徒で船山の山裾から皆が大声を出しながら山を駆け登り「兎追い」をしたこともあった。
 ほんの、五十数年前の懐かしく楽しい思い出だ。喧嘩もしたが、みんなの顔に笑顔が溢れていた。今のわらべは、どうだろう。
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# by hajimerakan | 2006-04-16 16:09 | 幻 一徒然帖

幻 一展覧会・講演会の予定

2011年 展覧会・講演の予定(4月25日現在)

「東日本大震災」で被災された方々に、こころよりお見舞いを申し上げます。
一日でも早い復興をこころよりお祈り申し上げます。


今年一年、「ひがし日本大震災義援金チャリティー」展覧会として被災された方々が
「笑顔の花が咲く」ことを願って全国各地を巡ります。

ぜひ、会場にお運びいただき、共に「被災地復興のこころの輪」を広げていただきたいと思います。



5月11日(水)~5月16日(月) 京丹後市峰山地域公民館「羅漢さん展」
           5月16日(月) 峰山高齢者大学開講記念講演

5月28日(土)~5月31日(火) 宇治市広野公民館「羅漢さん展」

6月1日(水)~3日(金)  宇治市広野公民館、木幡、宇治、小倉各公民館巡回
                 幻 一「こころの談話室―羅漢さん喜怒哀楽」講座

6月8日(水)~12日(日) 愛媛県八幡浜市立市民図書館2階ギャラリー「羅漢さん展」
                 8日(水)、9日(木)、10日(金) 11日(土) 会場にて
                  幻 一「こころの談話室―羅漢さん喜怒哀楽」講座

6月23日(木)~6月26日(日) 奄美文化センター
                     「青木有利子 備前焼 と 幻 一 2人展」

6月30日(木~7月3日(日) 喜界町中央公民館 「羅漢さん展」

7月26日(火)~7月31日(日) 東大阪市  「らく楽三人展」 
                    備前焼 青木有利子
                    木工家具 綿貫俊夫
                    木版画 幻 一

8月16日(火)~8月22日(月) 姫路市 山陽百貨店5階美術画廊 「羅漢さん展」          


 
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# by hajimerakan | 2006-04-13 12:28 | 展覧会・講演会予定

幻 一略歴

  

  1942年 京都に生まれる。
  1965年 モダンアート展入選。それを機に、作家活動を始める。
  1970年 京都府立文化芸術会館にて初個展。
        京都の版画専門ギャラリー・平安画廊にて個展。1997年まで毎年開催。 
        以降、現在まで毎年全国各地で個展開催。      
  1974年 アメリカ・ロサンゼルスで海外の初個展。
  1977年 アメリカ・ロサンゼルスのビバリーヒルトンホテルで個展。
  1981年 京都・平安画廊にて「羅漢さん」の第1回個展。  
        オランダ、アムステルダムにて「羅漢さん」展。          
  1982年 カナダ・モントリオール・ジャパン・クラフト主催「型染タペストリー」展。
  1983年 大阪・阪急百貨店主催「幻 一の世界」展。
  1987年 佛教大学四条センター主催「羅漢さん」展。
  1988年 京都市内より日本海に面した丹後・網野町に居を移す。
  1989年 イギリス・ロンドン三井物産<ギャラリー>主催「羅漢さん」展。
  1990年 KRP京都リサーチパーク主催、五百羅漢十周年記念「百羅漢展」。
  1991年 山形県鶴岡市・致道博物館主催「羅漢さん」展。
  1992年 こころの森美術館」建設を発願。 五百羅漢作品、400体目完成。
         日本テレビ取材番組「宗教の世界」にて全国放映。
  1993年 オランダ・ING Bank主催、オランダ各地で巡回展を開催。
         春秋社より、木版画集「羅漢さん」出版。
  1995年 メキシコ・グアダラハラ大学「世界200人アーティストの版画展」
         に招待作品展とワークショップ講座を開く。
         札幌市民ギャラリーにて北海道で初個展。              
  1997年 五百羅漢作品、500点すべて完成。京都府、丹後一市十町の
         各教育委員会後援で丹後・久美浜町、網野町、京都市、名古屋市、東京、
         鹿児島市などにおいて 「五百羅漢全像完成記念展」を開催。
  1999年 2月~3月 国際交流基金芸術家派遣事業により、グァテマラ文化
         スポーツ省主催・日本大使館主催展、メキシコ国立版画美術館、
         日本大使館主催で巡回展。
         4月 ニューヨークのカーネギーホール前の日本クラブ主催で展覧会を
            開催し、好評を博す。N.Yジャパン・ソサエティ招請によりニューヨーク
            の芸術ハイスクル2校で講演とワークショップ開講。
  2001年 アメリカ・ウィスコンシン大学ホワイトウォーター校招待展覧会。
         ウィスコンシン芸術ハイスクル2校でワークショップ開講。
         地元小学校で交流会「顔とこころ」講座
  2002年  「こころの森国際版画展」提唱。丹後、京都の有識者を中心に実行委員
         会設立。「こころの森国際版画展」は、「こころの森ネット       
          http://www.cocoro-no-mori.net」 上で作品発信、
          実際の版画作品を各地で展示して、将来ある子供たちの豊かな
          こころを育むとともに、世界の平和を願い開催。
         11月 日本蘇生学会20周年記念大会 記念講演「顔とこころ」
     12月 台北・大本山佛光山寺主催。 佛光縁美術館で1ヶ月の展覧会開催。
              子供達に版画ワークショップ開き大好評を博す。
   2003年 「画廊 羅漢さん」開廊。「こころの森版画クラブ」開設、
          各地の子供たちに版画教室を開く。
   2004年  画業40周年記念全国巡回展 ( 東京、四国中央市、姫路市、鹿児島市、
          奄美・名瀬市、京丹後市、大阪・吹田市 )                
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# by hajimerakan | 2006-04-05 06:06 | 展覧会・講演会予定

羅漢酒 画箋集

「羅漢酒」

「幻 一の墨彩画手描きラベル。現在、発売以来、2500点突破!
ギネスに挑戦中!



羅漢酒は、”酒が飲めぬと会員になれぬ??”といわれている、幻 一後援会恒例の『羅漢まつり』の際、ある酒羅漢の「祭り用の酒がほしいなあ」の一声で造ることとなった。酒を造るとなると醸造元が必要だ。が、心配無用!ちゃんと会員の中にそれがあった。京都府北部・丹後半島の京丹後市弥栄町の竹野酒造だ。この蔵は、全国の酒通が知る人ぞ知る”弥栄鶴”の銘柄で有名な酒蔵だ。今年の全国の新酒の品評会で7位になった。

ご注文は、「竹野酒造」へ!

「禅のことば集」
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「酒飲みのことわざ集」


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# by hajimerakan | 2006-04-04 07:13 | 「羅漢酒」画箋集

こころは、どこに?

 
人生を生きるには

一笑一若一怒一老

 「免疫力を高める「笑い」は、ほんわか和み楽しいもんでないとあきまへんで」
 「品のええ頓智の効いたで言葉こそ効果がでてくんにゃがな」
 「今のテレビ見てみ、ほんまに情けないで。バラエティーといわれる番組で、一人のタレントによってたかっていじめたり、けなしたり、辱めたりする言葉を言ったり」
 「中傷したり、人を馬鹿にするような事をするのが人気もんやって」
 「当たり前やけど、そんなもん芸」とはいえんわなあ」
 「免疫力は、かえって怒りで落ちまっせ」
 「情けないし、悲しいこっちゃなぁ」
 「今、学校や社会で問題になっている「いじめ」は、こんなテレビの世界を写してんにゃろなぁ」
 「みんな、体もこころもテレビ漬けで、漬かりすぎ漬け物みたいにグニャグニャや」
 
 「笑う門には福来ると、いうけど」
 「今、医学会では、がんの治療法に、「笑い療法」というのがあるらしいで」
 「これは、文字通り笑うことでがんの進行を抑えようというもんやって」
 「患者さんが漫才や喜劇など見たりして積極的に生活に笑いを持ち込むと、がん細胞が小さくなるらしいわ」
 「ほんまに、笑う門には福来たる、やなあ」
 「当たり前やけど、後ろを振り向いてばかりいたら、これからの人生がようなるはずがありまへんわなぁ。これからの人生を行く道は、2つに1つ。あんさんは、ドッチや!人生には、往復切符は、ありまへんでぇ!」

 「その1は、こそ、の人生」 
 「不況だからこそ、仕事が困った時こそ、これは自分の実力を知るいいチャンスやと、前向きに考えて、笑って元気に自分を奮い立たせて、生きがいと張りをもって生きる道を選んだら、人も集まり、免疫力も高まり病気も逃げていく、というこっちゃ」

 「その2は、たら、の人生」
 「あれがなかったら、こんなことやったら、もうあかん、明日からどないしょ、と後ろ向きになって、諦め過去を見て生きる道を選だら、友達も逃げて一人ぼっちになるし、免疫力も弱くなり、こんなことしてたら、病気になってしまいますわなあ」

 「だれでも、人生一回切りや、ゆっくり楽しんで行きなはれや」






「顧みて、健常者とは」         

昨年の秋、ある展覧会の会期中、友人のご縁で精神科の病院で入院患者の皆さんに版画をお教えする機会があった。参加者は、二十代後半から七十代後半の男女約二十名。
 その講座は、フエルトの布とカッターを使ってする、約二時間の版画講座。その日は、それぞれ思い思いの絵を版画にし、皆さんが漉いた和紙に摺った。摺り終えて、紙を表に返す時、皆さんの笑顔が弾けた。他の講座の時は、一時間もすれば飽きて部屋に帰ったり、落ち着かずうろうろする人が多い、と婦長さんにお聞きしていたのに、当初予定の二時間を超え、昼食時間を一時間以上過ぎても、誰一人教室を去る人もなく、皆さん熱心に取り組んだ。最後の人の作品が出来上がるのを待ち、声を掛け励まし合った。出来上がった時の皆さんの歓声と無邪気な笑顔、純粋無垢な瞳の輝きが忘れられない。
 それぞれ誇らしげに手に持った素晴らしい作品。満面の笑顔。皆一緒にハイ!チーズの記念写真は、昨年一番の思い出となった。嬉しかった。愉しかった。有難い出会いであった。
 大きな拍手と皆さんの笑顔に送られてお別れ。思わず目頭が熱くなった。別れ際にある患者さんが来年は私の横のベッドを開けておくから待っています、との言葉に皆大笑い。
 今回、講座で出会った方々に、日常、「健常者?」と、いわれる我々が、社会生活をする中で、何が大事かを問いかけられたように思った。
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# by hajimerakan | 2006-04-03 17:03 | 幻 一こころの談話室

幻 一の世界

d0005421_1354421.jpg絵本 「わらべとチャチャの般若心経」
幻 一自由訳

 
出版にあたり>

「こころの世紀」といわれる21世紀に入り、いまだに悲惨な戦争が無くならず、経済一辺倒で人心の荒廃は、ひどくなるばかりです。
 今こそ、ひとり ひとりが、人間の尊厳を見つめ、自分を活かし相手を生かすことを実践しなければならない時では無いでしょうか。
 この度の絵本「わらべとチャチャの般若心経」の出版にあたり、ひとり ひとりが、授かった「命」の愛おしさを思い、連綿と続く「命」の連鎖で、今、この世に在ることの有り難さを感じ、改めて「人間の尊厳」を見直すきっかけにしていた
だければ幸です。
 絵本「わらべとチャチャの般若心経」の主人公のわらべは、無垢な孫の姿を、チャチャは、十七歳まで生きて、私たち家族を癒してくれた愛犬を想いながら描きました。
 お読みいただいた皆様に、日常の喧噪を忘れ、ふと我を振り返りつつ、ほっとしていただいて、笑顔の花を咲かせていただければと願っています。               
平成21年3月吉祥日                
幻 一合掌

【A5判 102ページ、1000円(税込み・送料別)】





幻 一著 木版画集 「画集羅漢さん 2」・照見五蘊皆空

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「我がこころの五百羅漢を求めて―」、と題して木版画による五百羅漢像を制作し始めて19年。1997年3月、多くの方々のご支援ご協力のおかげを賜り、その全像の完成をみることができました。
「照見五蘊皆空」は、般若心経の一節ですが、「お互いの体は、色受想行識の五つが集まって成り、それを皆、空にせよ」、とお釈迦さまは説いておられます。
『」心身をととのえ。こころにゆとりを持ち。本質的なものを選びとり。自他ともに喜び。自分の本分をわきまえ。相手を思いやり。ただ一瞬の今を大切に。感謝のこころを忘れずに。我を捨て。生まれた赤子のようなこころになれば、この五蘊皆空なることがわかるであろう』と、お釈迦さまは、おっしゃっています。が・・・・・。

【A4判 128ページ、作品点数100点、4800円(税込み・送料別)】





幻 一著 「」「羅漢酒・画箋集」

「羅漢酒」

この酒は、”酒が飲めぬと会員になれぬ??”といわれている、幻 一後援会恒例の『羅漢まつり』の際、ある酒羅漢の「まつり用の酒がほしいなぁ」の一声で造ることになった。
醸造元は、京都府北部・丹後半島の京丹後市弥栄町の竹野酒造だ。
この蔵は、全国の酒通が知る人ぞ知る”弥栄鶴”の銘柄で有名な、酒蔵だ。
造るなら、最高の旨酒をと、杜氏の指導の下、田植えから稲刈りに始まり、酒米の米洗いまで、一所懸命?となり、大汗をかいた働いた。
そのかいあって、1998年初春、夢にまで見た特別大吟醸「羅漢酒」限定1500本の旨酒ができ上がった。d0005421_73146.jpg
「羅漢酒」は、淡麗辛口で豊かな香りの立ち昇る、極上の逸品に仕上がり、酒を愛するものには、こたえららない旨酒となった。
「羅漢酒」は、全国六大杜氏組合のひとつである但馬杜氏組合の品評会で’98年、’99年と2年連続で優等賞を授与された。
杜氏も納得!旨いはずだ。
画箋(ラベル)は、ある会員の『ギネス・ブックに挑戦だ!』との声に乗せられ、一枚ずつ手描きではじめた。
楽しみでも苦しみでもあったが、1999年6月に約一年半かけ、1500枚全ての画箋を描き終えることができた。

もし、「羅漢酒」が横にあれば一杯!。なければお好きなお酒をゆっくり重ねつつ、ほろ酔い気分で、画箋 ”酒羅漢のひとりごと”をお愉しみいただければ幸いだ。

【新書判 227ページ、作品点数120点、1000円(税込み・送料別)】




幻 一著「羅漢さん・漢字百景」

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酒場は、人生の劇場、とはよく言ったものです。
居酒屋で、ほどよく酒に揺られていると、こころの中に留めておきたい人々の一瞬一瞬の表情に出会います。
 26年前、五百羅漢を制作して、初めての作品を前に、なんと表題をつけるかと、あれこれと迷い、削り削って、けっきょく漢字一文字になりました。
それぞれの漢字は、基本的に動詞の訓読みをあてています。
羅漢さんが何を思い、何を考え、何を行っているか、動作や心情を漢字一字にこめました。
 羅漢さんのおかげで漢字と出会い、その素晴らしさ、奥深さをあらためて認識しました。
「羅漢さん漢字百景」は、日常の人間の喜怒哀楽の姿を、羅漢さんと漢字一字に託して木版画を彫る著者まぼろしの画文集です。

【新書判 218ページ、作品点数100点、918円(税込み・送料別)】



幻 一著書ご希望の方は、下記のメールまでお問い合わせください。
メールアドレス maborosi@aurora.ocn.ne.jp
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# by hajimerakan | 2005-05-22 17:16 | 幻 一の著書あれこれ

青い惑星の花

中米の「夢」の国 ― コスタリカ共和国
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宇宙に浮かぶ青い惑星に「惑星の花園」と呼ばれる国がある。
四国と九州を合わせた程の大きさで、人口約350万人のかわいい国。
自然と人々が平和に暮らす国。無数の美しいビーチを持ち、中央には優美な姿をした火山が連なる山脈が走っている。
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変化に富んだ地形に恵まれたこの国は、熱帯雨林や海や川は、貴重な動植物の宝庫。
国土の25%が国立公園や自然保護区に指定され、この惑星の全動物種の約5%が、この小さな国に生息している。d0005421_12201296.jpg
国と国民が一体になってこのかけがえのない自然を守る環境保護の先進国である。





内戦続きのこの国を囲む国々で、50年以上も軍隊を放棄し、平和を築いてきた国。
生命をなによりも重んじ、未来を担う子供たちに平和立国の国のありかたや、すべての暴力を話し合いで解決する教育に力を注いできた国。
国家予算の24%を教育費にかける国。
参考までに、平成16年度の日本の国家予算では、教育費7.5%、防衛軍備6%である。
この惑星で唯一の非武装永世中立国。

地球の有限性と資源浪費を慎む現在、「軍隊の全廃」、「軍備費は、最大の浪費」、「軍隊が在れば、不幸になるのは国民」、「攻めてこられることなど無い、との確信」、等々、この国の人々の英知。
ちなみに、この国の鏡は、戦後、戦争放棄を掲げて、新たに歩み始めた日本だそうだ。
物や人々がめまぐるしく動き、世界が一体となりつつある今、コスタリカの英知は、ますます世界の人々に共感をもたれている。

大統領は、任期4年。
連続再選禁止(2003年4月改定)。
国会は、一院制で、議員の任期4年、連続再選禁止。
国会議員の選挙は、いわゆるコスタリカ方式。
たとえば、Aという地域からは、A地域の人は立候補できない。
A地区の候補者は、それ以外のB,C,Dなどからしか立候補できないし、選ばれない。
この方式で選ばれると、地元誘導の公共事業などは、行えないし、どこかの国と違い、政治家の利権や不正は、どう考えても起こり難い。

その青い惑星は、地球。

「『中米の花園』と呼ばれる夢の国があるのを知ってるか」
「なんや、やぶからぼうに」
「四国と九州を合わせた程の大きさで、人口約350万人のかわいい国らしいわ」
「へーえ、ところで中米ちゅうと、どこやね」
「あんさん中米も知らんのか、情けない、中米いうたら北米と南米を繋ぐ細いところがあるやろ、そこやがな」
「惑星の花園」と呼ばれる国は、中米のコスタリカ」。
コリカとは、『豊かな海岸』を意味する。

未来ある子供たちのためにも、ぜひ、コスタリカの人々と友達の輪をつくりたい。
ぜひ、皆さん一緒に旅しませんか、夢の国へ・・・。

写真は、コスタリカ共和国政府観光局日本事務所ホームページより
http://www.costarica.co.jp/
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# by hajimerakan | 2005-05-17 09:48 | 地球の楽園

幻 一の「羅漢酒」手描き画箋あれこれ

「羅漢酒」

この酒は、”酒が飲めぬと会員になれぬ??”といわれている、幻 一後援会恒例の『羅漢まつり』の際、ある酒羅漢の「まつり用の酒がほしいなぁ」の一声で造ることになった。
酒を造るとなると醸造元が必要だ。
が、心配無用!ちゃんと会員の中に、それがある。
京都府北部・丹後半島の京丹後市弥栄町の竹野酒造だ。
この蔵は、全国の酒通が知る人ぞ知る”弥栄鶴”の銘柄で有名な、酒蔵だ。
造るなら、最高の旨酒をと、杜氏の指導の下、田植えから稲刈りに始まり、酒米の米洗いまで、一所懸命?となり、大汗をかいた働いた。
そのかいあって、1998年初春、夢にまで見た特別大吟醸「羅漢酒」限定1500本の旨酒ができ上がった。
会員の情熱と汗の結晶である「羅漢酒」は、淡麗辛口で豊かな香りの立ち昇る、極上の逸品に仕上がり、酒を愛するものには、こたえららない旨酒となった。
杜氏も納得!「羅漢酒」は、全国六大杜氏組合のひとつである但馬杜氏組合の品評会で’98年、’99年と2年連続で優等賞を授与された。
旨いはずだ。
画箋(ラベル)は、ある会員の『ギネス・ブックに挑戦だ!』との声に乗せられ、一枚ずつ手描きではじめた。
楽しみでも苦しみでもあったが、1999年6月に約一年半かけ、1500枚全ての画箋を描き終えることができた。
「羅漢酒」は、旨酒に仕上がったここと、手描きの画箋が喜ばれ、全国の会員はじめ多くの方々には、贈り物としても注文をいただけた。
また、小売店の店頭に並ぶと、その日のうちに売切れたしまう、大評判の酒となった。
一枚一枚、違った内容で描いた画箋が間に合わず、大いに困ったこととなった。
ある人は、酒が呑めないにもかかわらず、その評判を聞きつけ、記念に買い求められることもあったらしい。
これぞ、嬉しい悲鳴だ。
2005年現在、「羅漢酒」は、全国で大好評!画箋は、今も、一枚一枚手描きだ。
いま何枚目になったか、私は知らない。
ただひたすら、描くのみ。
せっかくならと、この誌面で、いままで既に売れて人様の手にあるであろう「羅漢酒」画箋展。
ごらんいただき、楽しんでいただければ嬉しい。

「羅漢酒」の手描きのラベルは、世界で一つ!



禅問答集


「挨拶」

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「知足」

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「無事」

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「愛嬌相」

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「玄関」

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「投機」

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「一行三昧」

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# by hajimerakan | 2005-05-16 16:17 | 「羅漢酒」画箋集

諸行無常

人類とは?

人類の祖先・アウストラロピテクス出現は、300万年前。
原人(北京原人など)が、この地球上に出現して、50万年。
我々人類の祖先といわれる新人(ホモサピエンス)が世に出て、たった1万年ぐらいのものだ。 
以来、「人間の歴史」を紐解くと、争い、戦う「悪の記録」が全てだ、といって過言ではない。
つくづく人間の愚かさを知ることとなり、悲しい人間の“性”を思い知らされる。

二十代の若い頃、衝撃と感動を受けた、1964年公開のスタンリー・キューブリックのSF映画(アーサー・C・クラーク原作)『2001年宇宙の旅』の舞台は、300万年前の地球。
やがてアフリカと呼ばれることになる大陸の草原では、赤く燃えるような朝、人類の祖先・ヒトザル(アウストラロピテクス)が食料を奪い合い、手に手に木っ端を持って熾烈な戦いをしている場面で始まった。
二十一世紀に入り、いま尚続く、欲に駆られての「戦い争う」人間の醜さや愚かさを見るに付け、このシーンが思い出される。 

「この世においては、怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息む」とお釈迦さんは説かれています。
「欲」が横にあればなおさらだ。

地球の歴史が1週間なら、人類の歴史はわずか1秒あまり。       
0.001秒後に地球がこの世から消滅しているかも知れないのに、「戦い争う」ことの愚かさを人間は、いつ知る事になるのだろうか?


「戦争は、錯誤の連続だ!」
戦争の世紀の20世紀に別れを告げたわれわれ。
世界の人々が共に生き、戦いの無い新たな世紀「こころの時代」21世紀に期待に胸を弾ませ迎えた。
が、2001年9月のニューヨークのテロに始まり、2003年3月19日のイラク戦争開戦と続き、その期待は脆くも崩れ去った。

「歴史は、悪の連続」といわれるが、人間の英知は、どうなっているのだろう。
人間は、アフリカの一人の女性が始まりといわれている。
それを思うと、人間は、同じ遺伝子を持つ兄弟だ。

老若男女、 障害の有無、人種、宗教や国を越え、いろいろな人々が『こころの森美術館』 を中心に、共に出会い、働き、憩い、 癒され、愉しみ、喜び、生き生きとで きるこころの遊びの空間を理想と する、その建設の実現を夢見る。
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# by hajimerakan | 2005-05-11 11:48 | 人間とはなにものぞ

顔とこころの泣き別れ

顔で笑ってこころで泣いて、世の中思うようにいきまへん。
『顔は、何でも知ってます』

顔』には、人それぞれの人生が表れてまっせ.
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人生80年といいますけど、毎日毎日、自分の顔となんとなく付き合って00年。
見てください、聞いてください、自分の『顔』に! 
「一期一会」。
人と人の出会いは、『顔』から始まります。
まず、愛しい自分の顔に感謝しまひょ。
それから、それぞれの人生の喜怒哀楽を顔に問いかけてみまひょかいな。


顔とは、どこ?

*脊椎動物 ―― 魚類、哺乳類
*頭部の正面にある
*額から下顎にいたる両耳の間
人の場合、首から上の部分を頭といい、胴体や手足と区別するそうな。
動物は、ちょっと違うのかなぁ。
その頭のうち、眉毛、目、鼻、口(唇)を入れ、頭髪の生えていない前向きの部分の額から下顎から両耳の間を“顔”というやて。
坊主は、どないなんのやろ?
そんなもん、それぞれやがな。

顔というのは、動物としていうと、身体の先にあって、ものを食べる口を中心とした部分に、いくつかの感覚器官が備わったところをいうそうな。
でも、人では、顔は、人格を表す器官や。l
顔の筋肉の動きによって、“心”をあらわし、
その時の精神状態や次の行動などを他人に伝える“もの”が顔やって。
人のそれまで歩んできた人生や個性は、先ず顔の現れる。
顔は、人の歴史やねえ。


顔と環境
1.気候差 ―― 寒冷地 一重まぶた ・ 温暖地 ―― 二重まぶた
2.食物差 ―― 肉食(硬い)・歯が太く大きい ―― 顎が張る
           草食(軟らかい)・歯が細く小さい ―― 顎が細い
3.地方差 ―― 南九州・二重まぶた  東北・一重まぶた
4.歴史的背景 ―― 戦争時 顎の骨格が発達・寅さん型
              平和時 顎が発達しない・キムタク型
人類が誕生して4,50億年。
やっぱり、氏より、育ち(時代や環境含め)とつくづくおもいますなあ。





顔とこころ
人は、こころの動物といいます。
口でことばを語り、顔で心を語ります。
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赤ちゃんは、自分を守る本能で人を引き付ける笑顔を浮かべる。
その赤ちゃんのつくる表情は、万国共通。
寝顔、泣き顔、怒り、驚き、笑顔など全て、眉、目、鼻、口は、左右対称になる。
そこには、生きるために、本能的で汚れのないこころがでてます。
しばらくして、ぐずたり、だだをこねたりするようになると、眉、目、鼻、口が、非左右対称の顔になる。
それは、赤ちゃんに知恵がついたっていうこと。
よろこばんと。

大人でも、「笑顔の人に友多し」や「笑顔に病なし」というように、これは、この世に生まれた人間遺伝子伝わる自己防御の機能やろなぁ。

顔は、こころの鏡
自分の顔は、人さまのためにあるんでっせ。
眉間にしわを寄せたり、うつむいた暗い顔をしてはると、ほんまに他人迷惑やで!
いやな顔の人と会うと、こっちもいやな顔になってます。

しかし、顔は、こころがでるっていいますけど、違うことも大いにありますなあ。
いかつい顔をしたお人が、めっぽう優しかったり、うりざね顔のお人が、厳しく激しかったり。
顔の形と性格の誤解ようありますなあ。
目が大きいと賢く見られる。 鼻が高いと高慢に見える。 
額が広いと英知のある人に見られる。 
口が大きいと開放的に見られ。 口が小さいと内向的に見られる。
頬骨が高いと戦闘的にみられ。 鼻の下が長いと好色に見られる。
下顎が張っていると意志強固な人と過大評価されるか、頑固者として嫌がられる。
下顎が細いと意志が弱い人とか、軟弱者に見られる。

世の中見掛け倒しお人も多いさかいなぁ。ほんま。





顔とことば
人間一生、「顔」無がなかったら生きていけまへん!
顔を売る。 顔が売れる。 顔となる。 顔を利かす。 顔が利く。  顔が広い。 顔を貸す。
顔を立てる。 顔が立つ。 顔を繋ぐ。 顔を出す。 顔を出せ。
顔を汚す。 顔に泥を塗る。 顔を潰す。 顔に出る。 顔に出す。 顔に書いてある。 
顔に紅葉を散らす。 顔を染める。 顔に紅射す。   


漢字と顔
漢字からもいろいろな人のこころが見えまっせ。
4千年の歴史!漢字は、えらいもんです。
喜 ―― 笑 好 嬉 輝 驚 信 甘 歓 悦 誇 幸
恕 ―― 叱 罵 驕 憎 嘲 黙 睨 叱 威 背  
哀 ―― 泣 騙 腐 疑 拗  悩 恥 悔 疲 苦 悲 叫 嘆 詫 恋 悪 驕 耐  
楽 ―― 願 望 歌 遊 飲 旨 会 望 眠 
中間 ―― 聞 怪 想 願 阿 酌 攻 狙 
こころが浮かぶ漢字を眺めていると、楽しさや悲しみが多い。
喜びや楽しみは、本当に少ないよ。
人生と一緒どすなぁ。       



「和顔他照」
こころから滲み出る温かい笑顔をいいます。
仏様やマリア様に見られる、慈悲の微笑。
こころを温める笑顔。
こんな笑顔で毎日みんなが過ごせたら、穏やかな世の中ですのになぁ。

しかし、人生一回、往復切符はありまへん。
笑顔百薬、人生楽しく、大いに笑って、健康になって、生きまひょかいな。
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笑いと免疫力
こころが温まる楽しい話や気転の効いた頓知などが免疫力を高める笑いらしおす。
「笑う門には福来る」といいますけど、今、医学会では、がんの治療法に、「笑い療法」というのをみんなで研究したはるとのこと。
これは、笑うことが癌の進行を抑えることが徐々にわかってきたらしい。
癌にかかった人が漫才や喜劇などを見たりして、自分から積極的に生活に笑いを持ち込まはると、がん細胞が小さくなるらしおっせ。
ほんまに、「笑う門には福(健康)来る」どっせ。
「なるように、なる人生は」。
いやなことはほっといて、笑ってくらしまひょかいな。



片道切符
当たり前すけど、人生、後ろ向きに歩んではったら、ええことありまへんわなぁ。
人生行く道、二つに一つ。
あれもこれも人生ですけど、あなたはんなら、「ドッチ!」どす。
人生には、往復切符は、ありまへんで!

A.「こそ、の人生」
不況や困難なことが人生に起こったとき。
こんな時こそ、これは自分の力を知るいいチャンスだと思い、前向きに考えて、笑って元気に自分自身を励まして、生きがいと張りをもって生きる道を選んいく。
この道を選ぶお人には、人も集まり、免疫力も高まり病気も逃げていくと思いますわなぁ。

B「たら、の人生」
.あれがなかったら、こんなことやったら、もうあかんわ、明日からどないしょ、と消極的になって、ものごとを悲観的にとらえて、後ろむきな生きる道を選ぶお人。
この道を選ぶお人は、友達らもみんな逃げて、ますます孤独になる。
こうなると免疫力も弱くなり、病も身に取り付くきますわなぁ。


一笑一若
皆さん、多笑多若。
作り笑いでも免疫力が高まるといいまっさかい。
ぜひ、毎日家の中に笑いが絶えないようにして、みんなで一緒に元気で、一つでもでも若くなりましょかいな。
きぃつけて、一怒一老に成らんようにしまひょ。
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# by hajimerakan | 2005-05-11 10:13 | こころとは、何?